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御主人様の元へ

午後から
雪の予報


日中
物件を見てまわる

職場がお世話になっている
不動産業者


服飾物が多い私は
広く手ごろな物件を探した



気がかりになるのは
声が漏れること


もしも
部屋に
御主人様がいらっしゃって
犯していただくことが
叶った時に
私の歓喜に喘ぐ声が
隣人に漏れてしまうのではないかということ


外見がだいぶ古いが
リフォームされた
角部屋を見つける


職場の
目と鼻の先


近すぎると思うが
この職場は
それくらいでないと
務まらない



御主人様に
ご報告すべく
物件のコピーをもらい
部屋を見せてもらって
いつもの店で
御主人様からの
mailをお待ちした




1900〇〇駅にきなさい



学生時代
よく来た街




今宵
この街で
御主人様に
犯していただくことが叶う



今の私には
足枷はない

一年前なら
危険と隣り合わせだった




身一つ



御主人様に
犯していただける喜び



少し淋しい
ベッドタウンで

御主人様が
お越しになられるのを
ほろ苦い
コーヒーを飲みながら
お待ちする




私は
自らの足で
自らの力で
御主人様の元へ向う



御主人様の専属奴隷として

御主人様の専属肉便器として





ブランクから
二度目の逢瀬です










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