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X'mas present

電話しなさい







目を疑った






疲れすぎて
幻覚を見ているのかと
まるで
小説か何かの中の
出来事のように
目をこすった


幻覚でもなく
錯覚でもなかった






震えながら
携帯を操作する



随分と長い間
メモリーから
選ぶことのなかった名前





call
1・・・







もしもし







あの方が
直ぐに
出てくださった









元気か








今年
3月の逢瀬の際に
お声を聴かせていただいてから
お聴かせ願うことのできなかった
あの方のお声

震えて
涙が溢れた






人は
感激が極まると
感動した時に
声が出ないものだと
ふと思った









元気です







精一杯だった









私の
お慕いする
人生を捧げる
大切な方








今月は
月に一度しか
休みがない
もうずっと
働きづめだ









乾いていた
心に
愛が溢れ

奴隷の心に
再び

灯がともった








私の
大切な
大切な

大切な御方の
愛しい
お声だった




















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涙して

お前が俺のものであることを忘れるな


御主人様からいただいた
大切なお言葉









激動の一年2013

赤城を出て
12日を迎えると
半年が経過することになる


2013は
なんとも
激動の一年だった





地に落ちる
地獄に落ちるほどの
最悪な事態が起こったのは
忘れもしない
3月21日
その日
死を覚悟した





4月を迎えて
直ぐに赤城に入った



赤城は
不思議なところだった

処方薬の
離脱により
躰が
不自由になり
外出もままならなかった





5月に
元夫から
離婚を言い渡され
赤城から
離婚届を
送りつけた









ひさみは宝







そういう
元夫の言葉から
離婚が成立せず


6月12日
赤城を逃亡

その日のうちに
離婚届を偽造して
提出
受理される



この日は
携帯が
なり続けた

電源を切って
逃げて
逃げて
逃げた






生きた心地がしなかった




住まいも
名前も
環境も
変わって
人生が
再スタートを切った







何度か警察の厄介になった



半年しないうちに
貯金が底をつき




働かざるを得なくなり
スペイン亭に
拾ってもらう







ゴッドファーザーは
世界で活躍する
コックだった



そんな人に
拾われて
可愛がられた





無我夢中で
仕事をして
どうにか
生きている






時折
人生を諦めたいことも
あるし
赤城に戻ってしまいたいと
思うこともある



それでも
死ぬのは簡単だから
いつでも
死ねると思って
なんとか
生きていた



なんとか
生きているという
そんな現状だ







私は
赤城を出て
私を
一度捨てた







人生の再起には
大きな力が要り
どうしようもなく
命を絶ちたかった





今も
その気持ちは
変わらないが

もう少し
生きることを
選択してみようと思う









死のうと思えば
いつでも死ねる


簡単なことだ








誰もが
私の死に
疑問を持つかもしれない



私が
追い込まれていることなど
誰も
知り得ない





ADDICTとしての
人生を
辞めてしまいたいことも
誰も知らない







本当は
もう
死にたい






生きることは
だいぶ
疲れてしまった









どうやって
生きていけばいいのか
どうやって
生き続ければいいのか
本当に
よく分からないのだ









たった今
ゴッドファーザーから
電話が鳴る







大丈夫? 生きてる?? ちゃんと生きてる??







大丈夫だよ なんとか生きてる まだ生きてるよ








そうか それならいいんだ 生きてるならいい よかった












金さんのいじめは
とても辛い




それでも
もう少し



あそこで
頑張ってみようと
思うことにした












生きているうちに

あの方に
もう一度
お逢いしたい






切に願う





















ヒ素盛られてる??

右手の中指が
痺れ初めて
ふと

ヒ素盛られてるのか??

と考えた








ひさみヒ素盛られてるのかな









というと
料理長








毎日の賄の中に俺が少しずつな







と言った


みんな笑ったが








盛るとしたら一人しかいないじゃん









すかさず
新井君が言う


誰もが
知るところとなった
金さんの
嫌がらせ





金さんが
きちんと時間に来ないために
私は
ホールのディナーの支度を
一人でこなす



みんなが
30分前には来るところ
金さんは
5分前に来る





自ずと
支度は
間に合わないのだ





私なりに
金さんの目に入らないよう
こっそり
かつ
急いで
支度する





広い店内
結構大変だ










あああああああ








もういいや



金さんことは
もうやめよう




書いていて
気分が悪くなってしまった




やめやめ








ただ
昨日は
ゴッドファーザーが
初めて








ひさみ大丈夫??我慢できる??









私に慈悲をかけた





もう
それだけで十分だった






ゴッドファーザーは
体調を崩している


所帯じみた
ヒステリーな女に
疲れたのだろう




可哀想に










今日は
きんちゃんが来る
りさもくる

相場君は
先週で
辞めてしまったから
来ないけれど


きんちゃんと
りさと
相場君と
お喋りができる
賄の時間は
楽しかった




みんな
20代前半だけれど
それでも
お互いがお互いを好きで
そんな風だから
お喋りが楽しかった





向井理に似た
癒し系の
相場君


戻ってくればいいのに・・・







あの
隅っこ4人の会話は
私にとって
休息だった










今日も
頑張らないと









明るく
楽しく
元気よく

仕事しよう









ビバ
スペイン亭






















間の巣窟

左手の痺れが
全く取れない



痺れを忘れているのは
仕事中だが
仕事中でも
両手共に
痺れを感じる




ふと
脳梗塞の前兆か・・・
などと
下らないことを
考えたりする



右手の親指の
傷には
ばい菌が入ったらしく
化膿し始めていた








エビ刺したんじゃない??








丸さんが言った







パエヤを
盛る際にでも
傷口に
エビを刺してしまったのか






客席に
食事を
運ぶ時は
傷だらけの手が
恥ずかしく思うこともあった



忙しいときには
そんなことも
構っていられないが
それでも
綺麗な手から
運ばれる
料理は
きっと
美味しいのだろうと
思ったりもした







金さんの
私の見張りは
毎日続いていた



ホールの金さんは
いちいち
厨房に来ては
私の所在を確認して
睨みを利かせている

気にしている暇もないが
それでも







金さんが探している感じでしたよ







という
ホールの女の子から
話を聴くと


私がいつ上がったのか
どこにいるのか
いつ
タイムカードを押したのか
詳しく聞いてくるらしいのだ





彼女は
ゴッドファーザーの関心を
すっかり
私に奪われてしまい
どうしようもなく
苦しいのだろう




金さんは
佐藤君が好きで
自転車を盗まれて
困っていた
佐藤君を
毎日
車で送り迎えしている矢先、
よそ見をしている矢先
私に
ゴッドファーザーを
奪われてしまったと
思っているかもしれない






私にしてみれば
いい迷惑



筆記にしても
実践にしても
勉強勉強の毎日

何を考えているのか
私には
勉強の時間が設けられるらしく
今日からは
2時間ほど
休憩があり
勉強を始めなくてはならなくなった





今は
修行中
それは頑張るけれど

金さん
いっそ
私を刺して
ぶち込まれてくれ

そうとまで
思ってしまう





目の前から
消えてほしいし
消えてくれるのなら
生命の危機など
どうでもいい
と思ってしまうようにもなった








年増の女の
嫉妬は怖い







あの病んだ顔
もう
見たくない










人は怖い




生きるのは
難しい









addictは
生きにくい




















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