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signs of autumn

今日で
10月が終わる



あっという間の
1ヶ月だった



仕事に追われるのは
嫌いではないけれど
追われる一方の
1ヶ月だった






パエヤを任されて
18人前の
大鍋で
パエヤを焼く



200度の
オーブンは
扉を開くと
私を呑み込むかのように
いつでも
熱気を
吐きだした







腰まで伸びた髪を
少年のような
ショートにして
ロングヘアを見ると
気持ちが落ち込んだが
パエヤの大鍋を
オーブンに入れる時だけは





ショートにしてよかった






思ったりした









毎日毎日

必死に生きている



生きるために働く








仕事依存にならないでよ








ケースワーカーの
言葉が
心に刺さる











ゴッドファーザーに
ついていくことを
心に決める
目覚めだった

















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挑戦と格闘の日々

台風がふたつも同時に来ている



寒いわけだ





もっちー
改め
けんちゃんが
野太い声で








また風邪引いた







という








うつさないでよバイ菌に弱いんだから








まみさんが言った




私は
見るに見兼ねて
栄養ドリンクと
風邪薬を差し入れた





今週に入って
突然
私の持ち場が
増えていった




ランチのパエヤ
大鍋で焼くし
皿に盛ることもする


ホールの声掛けで
チュロスも
揚げるようになり
その間
洗いものもこなす



利き手は
すっかりゴワゴワになり
クリームを塗っても
ほとんど
回復をみせなかった







休みは
週に一度しかなかったが
それでも
お店に向かい
仕事をすることが
楽しくて仕方なかった



生まれて初めて
仕事をすることを
楽しいと思った


やっと
やっと
居場所を見つけたような気がした





私のことは
変わった子だと
皆が思っているが

ゴッドファーザーだけは
私の素質を見抜いていた



ただ
ちょっかいを出されて
冷やかしてばかりではあったけれど
そうしながらも
私の

包丁の持ち方から
手際の良さ
真剣な顔つきなどを見て
確立した
ポジションを
与えてくれたのだ






私の
ゴワゴワの手をみて







これからの季節は もっとひどくなるから頑張りなさい お前は出来る子だ








これだけ言うと
また
オチャラケた姿に戻る




時折
頂点を極めた人物でしか
言い表せないことを
ポツリと言う

65歳の
ゴッドファーザーは
未だ
健在だった






凄い人の元で
仕事をしているということも
最近は
よく分かってきた








私は


誰も私を護ってくれない


そう思って
嘆いていたが
大きな間違いだった








自分の身は
自分で護るのだ







そして
胸を張って
あの方を
お慕いし続けるのだ








いつか
私の料理を
お召し上がりただける日が
来るだろうか




必ず
来ると
信じていよう








暖かくして
寝よう

















切なる想い

あの方の
腕の中に
戻りたい

あの頃の
私に
戻りたい

輝いていた
あの頃

私の
生きる意味

あの方の
おみ足の元
跪いて

従いたい

私への
御命令















激しい雨音

朝から雨

寒かった




仕事を終えて
眠りについたのは
深夜2時半だった


明日は休みだからと
余裕をもって
眠る支度をした







昨日は
私の持ち場を
手伝った
もっちーの
手際の悪さに
思わず







もっちー!もっと丁寧にやって!!!








つい言ってしまった



プライドの傷ついた
もっちーは
黙っていた




仲違いは
好きではない

直ぐ
謝る





賄の時間には
ゴッドファーザーが







ひさみの脳ミソはカスカス








と言う


すかさず








ツルッツルでしょ








と言ってしまう



私の感情の崩壊





自分の感情が
何処にあるのか
さっぱり
分からなかった



その時に受けた衝撃は
悲しさは
その時すぐに
訪れず
時間が経ってから
不思議な感情となって
訪れる





傷ついても
その時は
分からない






どういう風に
自分の感情を
整理して
鎮静していけばよいか
それすら
分からなかった







困っても
辛くても
泣いても
誰も助けてくれないのは
事実だった




どんなに
私を必要としても
彼らは
私を幸せにしてくれるわけではない

私を護ってくれるわけではない

私を救ってくれるわけではない



私は
一人で生きていかねばならない



あの方の







お前のことは捨てたよ







と言う言葉

もう
死んでしまいたかった


その言葉は
生きる意味を
なさなかった




生き続けることの苦しさは
益々
私の背後に
近づいていた


すぐ後ろまで来ていて
私の肩に
手を置いていた






護られて
護られて
生きてきた
私の人生が
いかに
甘かったかということ
思い知らされていた







半年以上
拒否されている

妹の
携帯電話の
留守電に







元気で







としか

言い残すことができなかった

















ホットワイン

おいしいワインが飲みたい







ホットワイン







赤ね









ホールで働く
大学生の
ゆーすけ



生意気に
お酒の飲み方に
明るい




私は








一滴も飲めない








と言っているのにもかかわらず
若者らしく
勝手を言う








コンビニに行けば
ワインを買い
うんちくを垂れて
結局は
どのワインも
味は一緒だと言って
ホットワインに
最適だという
無添加のワインを選んだ









これおいしいよ ホットにしたらきっとひさみも飲める







一回り以上
歳の差がある
成人して間もない
若者に
お酒を勧められていた









お酒よりご飯








というと









あましちゃうくせに??









方言で
私の病気に対して
生意気なことを言う





出身地が
同郷ということで
話に花が咲いた









ゆーすけには
訛りがあった


ホールに立つ姿は
青年らしく
清々しくて
好青年だった






二人で話をしているときの
ゆーすけは
別人だったが
これが
今どきの
若者なのだろうな

シミジミ
感じている
自分が
すっかり
おばさんなのだと
痛感せざるを得なかった






話しかけてきたかと思えば
手帳をみたり
携帯をみたり
料理をしてみたり
自由だった








コシード作ったよ 美味しいから食べて







そう言って
私に
コシードを
手渡し
自分は
耐熱グラスに
砂糖を入れて
ワインを注ぎ
レンジで
チンしていた









美味しいでしょ 俺が作ったんだから








ゆーすけの手に持たれた
ホットワインは

甘い香りの
葡萄ジュースのようだった

















GO!Recovery!

日常が
めまぐるしかった



悪いことではないはず

心が
充実して
落ち着いているから
決して
悪いことではないはずだ




今月に入ってすぐに
スランプがあったが
それでも
誰も頼れないという
この状況に
なんとか
真正面から
立ち向かい
乗り越えた





躰は
ボロボロだった



精神は
肉体を超えていた




一番には
あの方が







お前を見ている








仰ってくださったこと



あの方との
絆は
距離や時間も
まったく
関係なかった






いつでも
あの方を
お慕いしているが

不安に駆られることもあった


時折・・・

あの方には
もう違う奴隷様が
お傍に置かれているのではないか

思うことがあった




苦しくなるから
考えることを
控えていたが
どうしても
ついて回る不安だった



それでも
あの方絵の想いを
断ち切ることは
不可能だった





赤城を出てから
2年間と変わらない
務めの
morningmail

送り続けた





御返事を
いただけることは
なかったが
挫ける気持ちにもならなかった


あの方への
想いは
どうやっても
消せないからだ





そもそも
このブログは
あの方に
捧げるために
始めた
ブログだし

私は
ひたすらに
あの方を信じ
お供して生きることを
誓っている



なにも
怖がることも
不安に思うことも
ないのだ

信じていて
本当によかった





あの方は







お前を見ている








仰ってくださった

私は
永久に
未来永劫

あの方の
専属奴隷なのだ











仕事が休みの
明日は
Recovery に
向かう



今月に入って
直ぐに
予約を取った





最後に
赤城に向かった時に
村山先生が
渡してくれた
私への
治療の勧めだった





依存症の
患者として
生きにくい日常を
どうにかしたかった





私の周りの
男達は
私が
治療することを
徹底的に引き留めようとした



治療自体は
恐らく
数年かかる




数年
面会さえ
ままならない上に
治療を続けていくうちに
私は
SOBER

迎えたら
男を必要としなくなる可能性が
大きいし
治療とは
その可能性が
大きいことを
示しているから

それを
理解している者は
特に
引き留めた




一人で生きていける
術を
身につけてしまったら
今の私は
いなくなるかもしれない







そういうところがなくなっちゃったら ひさみさんじゃなくなっちゃう






という
男もいた




悲しい顔をして
私を引き留める
彼らを
振り切ることも
出来ないと思うが

明日は
Recovery で
治療の
第一歩を
踏み出してしまう








この先
どうなっていくのかは



誰も
知る由もない
















高嶺の花

生涯

あの方をお慕いして

あの方に忠誠を誓い

あの方に仕えて

高嶺の花となれ














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