FC2ブログ

Le grand bleu.


その日 東京は朝から激しい雨だった

未明に降り始まった雨は まるで終わりを知らないくらいに 泣くことをやめなかった


御主人様からのmailを受け取ったのは 朝の早い時間で 光るiPhoneの画面を見た時には 一気に胸の鼓動が早くなっていくのがよく分かった

同時に熱いものが込み上げて全身を駆け抜けていく


夜から一緒に海に行くか?


御主人様からのmailは そのひと言

私が 御主人様に飼っていただいて間もない頃 何度かお供させていただきたいと  強く申し出た場所で 当時は一度も同行を お許しいただけなかった

今は 多くを語らずとも お供させていただけなかった理由は簡単に理解できる

飼っていただいたばかりの本物の未熟極まりない奴隷である私には 御主人様を危険に晒してしまう可能性を多分に含んだ無知さと愚かさのために奴隷としての信用は皆無だった



小雨のぱらつく駅に着くと既に御主人様はいらしていて 初めて御主人様のお車の助手席に

なんてことなのか...

夢なのか現実なのか まったく区別がつかなかった


潮の香りがする...

胸の高まりは止まない

車内は御主人様のお好きな曲がかかり 運転される御主人様は初めてお見受けする御主人様のようで緊張で身体が強張る


ありがとうございます


なんだ?


お声をかけてくださって 本当にうれしいです


ずっと行きたいって言ってたもんな


はい 本当に...ありがとうございます



満月

まだ切れぬ雲の隙間から顔を覗かせる満月は 的確に御主人様と私だけを照らしている

真夜中の海は静かで湖の様に穏やかで眠っているようだった

水面が近い

吸い込まれてしまいそう

それでもいいという思いが湧き 透明な海水と潮の香りで感激が増していく

5年半 躾けていただいて育てていただいて ようやくたどり着けた御主人様の大切な場所

雨雲が切れて宝石の様な星が顔を出し 満月は海の底までも照らしている

美しい夜だった


月明かりの中 御主人様は船着き場で一度 味わってくださった後に

海中に垂れている釣り糸を眺めるのを休んで堤防で味わってくださった

御主人様のペニス様は固く大きく熱く

私のおまんこは乾くことを知らず 一晩中涎を垂らし続けていた

何もかもが夢のようで 御主人様が私を呼ぶ声さえ 何処か天から聴こえているように感じている

時間を止めたかった


ご奉仕をさせていただいている時には殊更そう願った

御主人様のペニス様をずっと口に含んでいたかった

私の頭を 私の髪を思い切り鷲掴みにしてくださりしてくださるイラマチオは嬉しくて現実の世界を忘れるほどだった


御主人様の持ち物として 直ぐに手の届くところに 直ぐに味わっていただけるところに お傍に置いていただける至福

御主人様により近い場所で 御主人様の温かさを感じながら 御主人様の息遣いを感じながら


奴隷として どれだけの寵愛を受けているのか

奴隷として どれだけ大事にしていただいているのか

この あまりに素晴らしい夜に あまりに素晴らしい夜明けに あまりに素晴らしい朝陽に 生涯の行く末を 私の人生を捧げるべきお方は この方だけであると痛感する


私は 御主人様の奴隷として生きるためだけに この世に生まれた

その言葉に限る


















スポンサーサイト



深い水の底


めまぐるしく日々が過ぎていた

このエントリを書こうとタイトルを付けたのは  2週前である
あまりに乱暴に時間だけが過ぎていく

この日  御主人様にお叱りを受けていた

お前は  俺に棄てられるのと殺されるの  どちらがいい

御主人様が  仰って直ぐに

殺される方がいいです

とお答えする
御主人様の手が私の後頭部に伸びていき  私の視線は水中を眺めていた
呼吸をするつもりはなかった
水中で御主人様の深い愛情を感じていた
私を手に掛けようとお考えになられるほどの 御主人様の深く強い愛情
何度も何度も  空中と水中を行き来して  苦痛ではなく  興奮と快楽を覚えた

私は御主人様のものである
私のすべては御主人様のものである
命は  異例なく御主人様のものであり  御主人様のお好きに生かされる
当然のことだ

その覚悟は  もう遥か昔にしたもの

後戻り出来ぬ  この世界に足を踏み入れた時には  既に覚悟は決まっていた

今の私を育ててくださったのは  御主人様であり  私は御主人様に手間ひまかけていただき躾ていただき  育ってきた

いつでも  御主人様を恋しく愛しく狂おしく想い続けている

この世に  どれほどの数の主従関係者が存在するだろう

死ぬ迄  死してからも尚  お仕えしていきたいと  固く誓える私のような奴隷がどれほどいるだろう

御主人様ほどの  主がどれほどいるだろう

私が終を迎える時には  御主人様の手によって  終わりたい

それこそ本望である

雨つづく


梅雨に入ったのは  いつだったろう
梅雨と言うに相応しい毎日が続いている

雨は  いつも御主人様を香らせている
御主人様の孤高さと物腰の柔らかさに加え  真にある御主人様の持つ崇高さが  際立っていく

御主人様の前に跪いて髪を撫でていただく時間は  精神が落ち着きを取り戻す

御主人様の  両肢の間で  ペニス様に頬ずりしながら  香りを感じうっとりしながら  背中に視線を感じ  ゾクゾクして  いただいた質問にお答えする

我慢が出来るわけもなく  おまんこから  絶え間なく涎が垂れる


今日は  叱っていただく為に  いつもの場所に

私はダメな奴隷

御主人様にたっぷり愛情かけていただいて  すくすく育ったのに  本当にダメな奴隷





晴れた午後


朝から蒸し暑かった今日
私の座る席は  直接エアコンが当たった
それでも寒いくらいがちょうど良かった
だいたい  講義自体は眠くなるものなのだと世間一般に決まっているだろう
私は比較的熱心な生徒のうちに入るので眠りはしないが  大学を卒業後  そのまま入学した若者は 「授業は寝るもの」 といった具合に当然のように眠っている

御主人様からいただいたmailに目を通すことが出来たのは  授業がすべて終わってホームルームの前だった。

今日はいつもの場所とは違う  私には少し思い入れのある土地に向かう

御主人様がお待ちくださっている
急ごう












久しぶりの雨夜


ホテルを出ると雨が降っていて少し涼しかった
御主人様が先に歩かれて早足に後を追う
いつも御主人様は素敵で私はすっかり見とれてしまう
御主人様との逢瀬は雨の日が多い
思えば5年前に初めてお逢いした日も春の爽やかな小雨だった
今も鮮明に覚えている

2週間ぶりに  御主人様にお声をかけていただくことが叶い  いつもの場所に向かう
私の部屋にお越しくださる時もあるが  あまり大声で歓喜の鳴き声を叫べないために  ホテルでの逢瀬では心が解き放たれる
部屋であっても興奮を増す要素は大きい
日常が非日常になり  日常の空間の中で  私は変態奴隷にスイッチする
ホテルは密室であるが故に益々いやらしく大胆になる気がする
悲鳴のような歓喜の声で鳴く
御主人様の視線は一瞬も逸らされることなく私を見つめてくださっている
興奮が止まず増していく一方だった
御主人様の視線は熱く私の全身に突き刺さる
まるで私の身体のすべてが  おまんこでそのすべてを刺激されているようなほどに感じる
実際  そうなのだと思う。
私の身体は既に全身がおまんこである
御主人様ならば  

当然だ  

と仰るだろう

御主人様に施していただく調教を  嫌だとか辛いとか感じたことも考えたことは一度もなく  全て本当に幸せだ
殊更好きだと思いホテルでの逢瀬の際に映像で女優がされているのを観ると  反応してしまうのはイラマチオやフェラチオだ
人それぞれだとは思うが  一番  支配されていると強く思う
世の中では  支配されるということを人権侵害だという認識で否定されているが どこかに支配される喜びを持つ人間は必ず居るはずだ
無論  支配する喜びを持つ人間もいるわけだから  支配する喜びの人間に見つけてもらえずにいると  永遠にさ迷うことになる
私は  幸運にも御主人様に見つけていただいて躾ていただける環境にいる
御主人様の人格において  その能力は常人の持ち得ないもので  常人がやろうと思っても絶対に同じことは出来ない
こういう能力は  ジェンダーを越えた御主人様と呼ばれる人間の中でも  恐らくマイノリティになるだろう
無論  奴隷も馬鹿であってはならず  奴隷としての能力を問われる
私はそう考えている

御主人様にイラマチオしていただく時は  以前に増して全身が熱くなり  脳が強く反応する
そのまま  イッてしまう
フェラチオにおいては  私がさせていただくことを許していただく行為は  ご奉仕であって  正確にはフェラチオではない

私は  御主人様の喜びの為だけに生きている
日常も非日常も思考も嗜好も精神も肉体も  全て御主人様の支配の元にあり  全て御主人様に喜んでいただく為にある
私にあるのは  御主人様に喜んでいただくために備わった能力を如何に高め如何に駆使するか  賢くもありいやらしくもあり  すべてを備えなければ  御主人様に自慢の奴隷とは仰っていただけない
だからこそ  奴隷は休む暇もくよくよ悩む暇もないのだ

私がどれだけ幸せな奴隷であるか
私がどういう覚悟で奴隷として生きているか
理解出来る人間には巡り会えないだろうが  例え孤独を感じても守り通していく

御主人様は  自らの命よりも計り知れぬほどに大事だから












↑